万年輪廻

記録、日記

1月10日

 

比較的早くねれたのに、お昼が過ぎてからしかベッドから出られなかった。

何となく鬱鬱としてしまう。

もう全く話したくない、もう全く何もしたくないモードになってしまっていたのだが、ファトマは朝から元気だった。

謎の食事を出してくれる。

数秘学的には恵みが多い1週間が始まるの!と嬉しそうだった。

私は数秘学なんて嘘っぱちや!と心の中でむくれる。

 

鹿児島に行きたいなと思う。

というかもうずっと九州に住みたいと考えてしまっている。

結局トルコに来ても、人間のせいでしんどいという日々が続いている。

日本に帰りたい、と泣きたくなるくらい日本が恋しくても、帰国して京都についてみれば鬱になるに決まっている。

現世は厳しい。

 

夜もファトマが暇なら話そうよと言ってきたが話したくなかったので、授業の録画動画をみた。

ムスリムの歴史上最初の罪は、神がアダムに跪拝せよと命じたことに背いた悪魔の罪で、「妬み」である、と。

それを聞いた時、トルコ社会の人間関係で一番根っこにある問題じゃないの、、、と思ってしまった。

どの問題も妬みが問題だよねえとアリソンともブルサで話し合ったところだったし。

妬みを洗い流すために天国の手前には川が流れてるとか(三途の川みたい)。

人間の悪魔的なところだよ。

嫉妬は嫉妬される方もする方もしんどいだけだ。

 

授業見終わってから翻訳を少しだけした。

時間をかけてみる。

楽しいが、こんな膨大な作業いつ終わるんだろう、と思ってしまう。

博論なんて書けるのかな。怖いよー。

死ぬよりはマシと考えて、大学を離れるのも本当にありかもしれない。

というかこんなに追い込まれてる人間に何ができるんだろう。

考えもまとまらないのに、自分の研究に集中できるんだろうか。

いい仕事ができるんだろうか。

未来の自分の職場に希望が持てないのに、このままずっとこの道を進めるべきなんだろうか、とか山ほど不安はある。

今日何かすごく大事なことに気がついたと気がしたけど、もう忘れている。

考えは浮かんで消えて、不安だけが残る。

こんな毎日ではいけないと思う。

誰も助けてくれないので、私は手を動かすしかないと思う。

とりあえず、だが。