12月25日
クリスマス。
ゴミ出ししなきゃと思って早起きしたら、そのまま二度寝できなかった。
ずいぶんはやく目が覚めた。
薬のおかげか、不眠はほんとに解消されてきた。
朝から目玉焼きをふたつも食べた。
(昼にハンバーグ食べたら、また目玉焼きが乗っかってて、1日に3つも食べてしまった)
掃除など済まして、昼前に家を出て郵便局に。
遅くなったがクリスマスカードを投函。
ゆけーっ。
そのあと、最寄りの神社にお参り。
散歩。カメラの練習。買い物。カメラ。買い物。散歩。
のち帰宅。
恋人がやさしいとき、人生はなんて光にみちているんだろう。
逆につめたいときは、なぜこんなにも真っ暗に見えるのか。
みんなこんな気持ちになるよね、って恋してるひとりひとりにインタビューしたい。
そのあと、ワーンって赤ちゃんみたいに泣きたい。
わたしは何も知らなくて、何も分かってなくて、ほんの少しの想像力で生きてきて、今わたしの知らなかったことがいっきに目の前に広がってきたんだって思った。
いつも、嬉しいよりも、こわいが勝つから、苦しくてたまらない。
愛をもらっても、与えても、かなしいから。
一体どうすれば、と何回も考えた。
駅前で署名を集めるおじいさんに声をかけられて、内容をちゃんと確かめた上で署名をした。
渡されたペンのインクは固まってしまっていたから、自分の持ってたボールペンで書いた。
書き終わると、おじいさんが「あなたの幸せを願っています」とまっすぐわたしの目を見て言ってくれた。
誰しもが自然とする、素朴で、素直な祈りの存在をわたしは否定してしまったかもしれないと反省した。気がつかされた。
わたしだって祈る。軽率に。
そして、軽率に祈られて、涙が出そうになっている自分もそこにいた。
明日はまた病院である。
これからは全部がよくなる、という道しかない。ないの。