万年輪廻

記録、日記

11月5日

 

1日のうちにやるべきことがいっぱいあったので、初めてiPhoneのリマインダー機能を使った日になった。

 

大学についてすぐ、研究費の使い道などで、経理の人に電話をかけてから、事務の人に助けてもらう。

泣きそうだった。

とにかく事務処理はさぼってはいかん!

という訓戒を胸に刻んだ。

 

午前中に親に引っ越しに必要な書類を送るという作業だけでかなりの心労があった。

何回も言うが、住所バレるの屈辱すぎる。

親にハンコを押す箇所などを指示するメモを書きながら手が震えて、最後に自分の名前を書き間違えた。

クソがクソがクソが。

親が死ねばいいとかわたしに配偶者がいればいいとか、そういう問題では全くない。

なぜ?という問いにまともな回答が見つからないことに憤りを感じてるだけ。

 

夕方はオンライン研究会、のち同じゼミの後輩たちと雑談。

来週やることになった一年生の歓迎会の計画。

今年の新入生の人とはほぼ面識がない。

デコレーションケーキを買うとしたら彼へのメッセージは、

「ようこそ受難の日々へ」

ではないか?

歓迎される方も大変だと思う。

 

夜ご飯は学食へ、先輩と後輩にあたる人たちと一緒に行く。

お金がないと言うので、先輩にご飯を奢ってあげた。

わたしは最近覚えた「ロマネスコ」の和え物などを食べた。

たわいもない会話の中に、わたしの素行の悪さをやや揶揄するような意見もあって、なんとなく理解され難い「わたし」の輪郭が濃くなったように感じた。

でも別に理解されたくないなと思った。

 

帰り、疲労が限界を超えていたのでタクシーを呼んで帰宅。

タクシー代、学食で払った二人分の夕飯と同じくらいだった。よく分からない。

 

どうしても、寝る前に好きな人に励ましてもらいたくなって、メッセージしたら、甘えてもいいとの許可をもらったので「お宝写真が欲しい」と頼んだ。

そしたら、彼が昔の写真を見せてくれた。

彼もわたしに見せてと頼んできたので、わたしも送ってあげた。

過去全部捨てたいと思うときもあるけど、彼にとって貴重なものはわたしにとっても貴重になればいいと思った。

少し前向きな気持ちになれた。

 

東京にいる友達ともやりとりをした。

この日記も読んでくれてるだろうから、あんまり詳細は書けないけど。

あなたの人間を信じる気持ちをわたしも見習いたいんだよ、と思いながらメッセージを送っていた。

人間と話し合うことを諦めない人の心には常に希望の光が灯っているのだね。

わたしはずっと、本気で、貝になりたいと思ってた。

変わりたいなって今では思ってる。

もっと希望をもちたいよ。

 

 

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ロマネスコ

フラクタル構造の野菜。