12月9日
今日も大学に。
同期と会う約束を昨日した。
大学の前の交差点で彼を見つけて、コンビニの前で一服してから、校内の談話室へ。
今後のことだけを話した。
お互い、来年からお金がなくてどうしたらいいのか状態で、とにかく助け合おうという団結の心。
話を聞いてみたい先輩の元を一緒に訪ねたが、在室されていなくて一旦引いたが、外に出た時にばったり出くわした。
立ち話ながら、もろもろの相談。
非常勤など、とにかく教歴があった方が良いというちゃんとしたアドバイス。
博論は「書いても地獄、書かなくても地獄」とのこと。
「だからなるべく前向きに。楽しく」というコメントももらった。
日本のポスドク問題の息吹。
わたしの睡眠を妨げる六甲おろし。
みんなドロドロのエッセイ漫画みたいな生活してます、国よ。
同期が「このあと〇〇さんと会うんだけど」というので、わたしも会いたいと頼んで同席させてもらうことにした。
界隈随一のイケメンの先輩、〇〇さん。
話を聞くと、〇〇さんもその完璧すぎる経歴と容姿からは考えられないような苦労を強いられていて、ポスドク問題の洗礼をもれなく受けてた。
でも、なんだかいつも〇〇さんはスマートで、楽しんで授業などもやっているそうで、それでも本当に自然な人間味があって、理想的なモチベーションを保っていらっしゃった。
とても励まされた。
それに、久しぶりに"先輩"に奢ってもらった。
もうみんないない。
わたしたちが最高学年。
それでも、自分のやりたいことなんだっけと何回も確かめる日々である。
大学院入って5年経って、もっと、何もかも分からなくなってきた感。
でも、たぶん希望はあるはず。
「空気が澱んでる盆地から脱出できてほんとによかったですね」と笑ってくれた。
大丈夫。
みんな、ほんとにみんなつらいから。
なんらかの啓示