万年輪廻

記録、日記

1月22日

 

水曜日。

病院へ行き、そのあとまた混乱。

バスで、降りる時に右足に力が入らなくなって焦る。

軽い解離がまた来たことがショックで家で泣く。

泣いてる自分を「きもちわるいよ。自分だけが可哀想だって思って。」って言ってくる自分が分裂して、ぶすぶす責めてくる。

 

この世で一番かわいそうな悲劇のお姫様。

自分のことそう思ってるの?と母親に罵られた過去があったと思い出した。

 

自分もこわくてかなしい思い出ばかりなのに、母も父も結局ずっと苦しんでいるし、みんなが不幸なら、わたしがいなくなればいいって!

そう思ってたんだよ!

って、泣きながら恋人に電話で話してた。

泣いてもいいよって言ってくれたことだけが残って、あとの話はほとんど思い出せなくなってしまったけど、それだけでもう十分だった。

 

木曜日は近所の外国人とご飯の約束があったから行った。

恥ずかしい!という表現なのか、なぜか肩を甘噛みされた。

たぶんわたしのことが好きなんだと思う。

自分が好きでもない男性から性的に好かれることは気持ち悪いだけだなあと思っている。

うれしくない。

でも友達になれたら、と思った。

わたしは友達っていう関係が好きだよ。

白でも黒でもなく、グレーみたいなのが一番お得だからね。

 

金曜日は働いた。

やっと自分の論文をさわった。

こわかったことができたから、その気持ちがほんの少し自信に変わった。

毎日確実に「普通」に近づいている気がする。

友達がわたしの家にきて、わたしの家で在宅勤務した。

ブランチと、おやつ(インドの袋麺)と、夕飯を提供。

明日は本棚が来るから一緒に手伝ってくれるとのこと。

よかった。

これで、本を縦に置けるね。

もう怒らないでくださいね。

わたしはあなたたちを読んで、身体の中に取り込み、あなたたちと対話いたします。

あなたたちの言葉を聞きます。

そのための本棚1万3千円ですから、ちゃんとお話しいたしましょうね。

 

楽しみだよ、何もかもがね。

エッセイも春までに書くのだよ。

わたしだって読まれたいのだよ。

聞かれたいのだよ。

わたしの声、わたしの言葉、わたしの考え。

誰のものでもない。

個。個、そのもの。

 

 

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