12月15日
とにかく酒とタバコをやめなければならないと決心した。
酒はともかく、禁煙はもともとしなければいけないことだったのだ。
昨日、目が見えなくなるかもと思った次の瞬間に、見えなくなったら自殺したらいいだけとあっさり、冷静に、はっきり思った。
でも、トルコにいる友達の子供のことを考えたら、死にたくないと思い直した。
まだわたしはこの目で赤ちゃんを見てない、この手で抱いていない。
とにかく死ねない。
そして、視力は絶対守りたいと思った。
死にたいと死ねないの繰り返しがまたしんどいが。
今日はこないだ予約した心療内科に行ってきた。
おばさんの先生で話しやすく、思ったよりもよかった。
占いに行った時の方が緊張していたと思う。
出された薬はふたつ。
寝れないと言うことから始まって、色々話を聞いてもらう中で、地震の夢をよく見ると言ったところ、睡眠薬ではなく抗不安薬にしようと判定された。
とにかく深く眠れるならなんでもいい。
母親が大阪の病院の初診で鬱病と診断された時、わたしも立ち会っていた。
あの時のような切迫感がなかったから、わたしはまだ大丈夫かもしれないとなんとなく思った。
母親ではなく、先生が真っ直ぐわたしの目を見て「この人、目ぇ離したら死ぬよ」って言ってきたことを思い出してた。
こわかった。あの時の恐怖がハードルになってたんだと気がついた。
話聞いてもらってる最中に一度だけワーッと泣きたくなった瞬間があって、なぜ泣きたくなったのかを帰り道に考えていた。
「誰か相談できる人とかいますか」って質問された時だった。
家に帰ってから少し泣いた。
ここに書いたことを心配して連絡してくれる人もいたし、昨日話を聞いてくれて心配して今日もメッセージくれた人もいたし、ほんとはわたしに優しくしてくれる人は何人かいる。
その現実をわたしはどうやって考えたらいいのか、まだわからないのかもしれない。
生きてていいのかどうかもわからない。
何のために生まれてきたのかを考えて、考えて、考えた結果大学院に入ったけど、もう何もわからなくなってしまってる。
自分に人権があることも忘れていて、昨日思い出して、そのために涙が流れてきた。
ここに暮らしてもいいの?と自分に向かって尋ねて、うんいいよ、あなたには人権があるからと自分に対して答える。
そんなことを繰り返してる。
眠りたい。生きたい。仕事したい。
やるべきことを全うして、達成感を感じたい。
美味しいものを食べて、あーごはん美味しいって笑いたい。
友達と楽しく話して、それから切ない気持ちになって、あー生きててよかったって思いたい。
もう馬鹿なことして落ち込んだり、眠れなくて無茶苦茶なことするのは嫌。
ちゃんと歩みたい。
初めて新居でちゃんとしたものを調理。