万年輪廻

記録、日記

出発日のメモ書き

 

出発の朝、目覚めるというより覚醒に近かった。まだパッキングが終わってなかったので、残りをやる必要があった。

朝ご飯の目玉焼きとコーヒーがおいしかった。

お昼は京都駅の京蕎麦屋さん?で食べた。天ぷらおいしい。うす味。名残惜しい。

はるかで関空へ。道中Tは楽しそう。目が充血していた、眠そうだった。わたしは何となく外の暗闇を眺めていたら、もうこの先5ヶ月家に帰れないことに不安になっていた。

関空の国際便のフロアが薄暗くて、かつて見た深夜の北京空港を思わせた。人気の少なさとシャッター街と化したおみやげフロアが切なかった。明るくひときわ目立っていたマクドナルドで軽く食べた。しょっぱい。

空港に着いた時はもう眠かった。荷物が重くていやになる。まばらな外国人の旅行者たちを見ながらみんなどこに行くの、と100回くらい思った。

飛行機に乗るまでTとの別れが名残惜しくてさすがに寂しくなってしまった。マクドナルドでもナゲットを頼みすぎていた彼のことが少し心配になった。入国審査終える頃にはいよいよかあという感慨になった。母からも電話があった。早く帰って来た方がいいと念押しされる。あまり心配をかけないようにしよう。

飛行機が動き出すまで連絡を取って、動いてからは画面から離れてぼんやりした。優しく頭上の棚の開け方をコーチしてくれたCAさんがアリソンにそっくりで驚いてしまう。そのおかげで不安が和らいだ。飛行機が完全に離陸するまでシートベルトを身体に巻きつけたCAさんが長い足を堂々と組んでハイヒールの靴を脱いでころころと動かしているのを見て和んだ。機内はかなり空いていた。

上空に浮かぶとすぐに食事が出てきた。アリソンに似たCAさんが「焼きそば」を出してくれた。またしょっぱい。でも美味しかった。食べながら「インサイドアウト」を観た。喜びというキャラクターの目の光が無くなる時がこわかった。でも本当にすごくいい映画だったし、最後は泣けた。食べ終わるとお茶が配られた。機内で配られる「お茶」は毎回なんのお茶かほんとに分からない。

食事が落ち着いたら照明が暗くなって、天井に星が浮かんだ。みんなそうしていたのでわたしも完全に横になることにした。胃が床と並行になったけど、あんまり休める心地はしない。でもほんとにいつもよりは何倍もマシ。

夢の中でも飛行機に乗っていた。

飛行機は乱気流の中に入って二回転くらいした。恐怖で死にそうになった。感覚が地味にリアルだった。結局飛行機は街中に不時着した。そこからすぐに飛び立とうとしたけど電線に引っかかってなかなか浮上できず、それでも力づくで空に向かって進もうとしたら電線がわたしの膝の上までめり込んできて、わたしの完全に安全なシートベルトを断ち切った。なぜかわたしは無事だったが、最悪の気持ちだった。多分そこで目覚めた。まだ天井には星が浮かんでいた。インド上空にいて、残りは4時間ほどになっていた。

 


日記をかいてから、またうとうとしていたらいつの間にかみんな起き始めていて、朝ごはんが配られ始めた。

お粥にしてもらった。おいしかった。暗闇の中で目覚めた時になぜかもらったおつまみも食べた。柿ピー、嬉しい。

ドバイ空港は想像していたよりも質素な空港だった。でも売ってるものはキラキラの時計とかジュエリーみたいなものばかり。コスタでパンとコーヒーを買う。

 


ゲート前でくつろいでいたらハーイと話しかけられる。日本人だった。きよみさん。

席に着くまで少し会話する。広島から来たとのこと。「ヒッポ」で語学を身につけていることや、大学受験を控えた娘さんの話、トルコで待つドイツ人の彼氏の話、薬剤師やJICA、添乗員の経験の話。

機内はほぼ満員。関空からの便とは大違いでなんだか緊張する。サーモンのご飯が美味しい。トルコに着いたらもう食べれないのかな。

 

(ここでメモおわり)

 

不安だったのかのっけからあまりにも詳細なのに、途中でもういいやとなってしまった。

この密度で日記をかけたらいいのだが、そんなにまめな性格じゃない上に、今週体調くずしたのがかなり響いた。

先週も色々あったのだが。。。

何一つかけてない。

まとめようと思ったらだめなので、その日のうちに書く方がよさそう。

 

ちなみに今日11/19は、もはや目覚めた時は朝ではなく昼であったので、起きてすぐにファトマの「パンケーキフェスティバル」にお呼ばれし、いろんなものを食べさせてもらった。

トゥルガイとの関係が彼女の機嫌をわりと左右してるようにやっぱり感じてしまうけど、幸せでいてくれるならよい。

ご飯をたべてからは音楽をきかしてもらう。

トルコの昔の音楽。

Tから電話。授業準備のち授業聴講。

夜はひとりだったのでブログなど各種の更新。

 

明日はベシクタシュに聖者参りの日〜。

もっとマメに、そして活動的に。。。